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メディカルセラピー ヨーロッパにおけるアロマ

エッセンシャルオイルを学ぶ

メディカルセラピーという名前をご存知ですか。

名前から考えて、医療で使われるアロマテラピーかな?という感じですが、一般的なアロマテラピーと何が違うのでしょうか。

アロマテラピーとメディカルアロマテラピー

どちらも精油の香りを用いたり皮膚から吸収して効果を得たりするものですが、メディカルアロマテラピーはフランスやドイツにおいて、「代替医療」として取り入れられている方法のことを指します。

香りが脳に伝達され心身に作用する仕組みは科学的にも証明されています。

「代替医療」とは?

病気と診断される前の不調な身体のケアや、病気とは認められない症状を改善するなどの、通常の病院では行なわない医療を指します。
メリットとして、西洋医学と比較して副作用が少ないということが挙げられるため、ヨーロッパの一部では患者さんの意思で代替医療を選択することもできるようです。

ずいぶん昔の話ですが、私がドイツに1年程暮らしていた時、友達に「アロマを買いたい」と伝えたところ、薬剤師さん(調剤師さん?)の常駐する薬局を案内されてひどく驚いたことがあります。全てではないかと思いますが、医療レベルの高品質な精油は薬局で購入するのが通常のようです。 

メディカルアロマテラピーの発祥の地とされるフランスでは、医師から処方してもらえる保険のきく医療として認められているとも聞きます。

 

日本における一般的なアロマテラピーはイギリス式と呼ばれ、主に香り成分に由来した「癒し」「マッサージ」「美容」「健康」といった目的で使われることが多いようです。

メディカルアロマテラピーはフランス式と言われ、治療や症状に合わせて精油濃度を変え、「心身を癒す」というよりも「治療に役立てる」という位置付けになります。

日本でも、西洋医学を補完する「代替医療」として医療・福祉現場でメディカルアロマの導入が進んでいるようですよ。

 

家庭で取り入れることのできるメディカルテラピー

家庭でもメディカルアロマテラピーを試すことができます。
その際の注意点は、精油の選び方

精油は香りを嗅ぐだけでも体内に入っていくものですし、マッサージなど肌につける場合はなおさらです。

だからこそ、品質の確かな精油を見極める必要があります。

【精油を選ぶポイント】

・学名が表記されていること
・ロットごとに成分表が出されていること
・天然成分100%
(エッセンシャルオイル、精油または100%Pure Essential Oilと書かれているもの)

メディカルアロマとして使用する場合、特に不純物や残留農薬のない信頼のできる精油を選ぶことが大切です。

 

初めての方でも安心して使えるエッセンシャルオイルの一例

初めてのアロマテラピーの方のため、用法容量を守れば禁忌がなく比較的安心して使えると言われているものを選んでみましたので、是非お試し下さい。

ローズマリー・シオネール  (学名:Rosmarinus offcinalis ct cineole )

優れた消毒作用があり、病院などでも万能薬として使われてきました。
主な成分は1,8-シネオールで、感染症や疲労、呼吸器系の不調の緩和に効果的です。
頭痛や神経痛、筋肉痛などの鎮痛作用、白髪や抜け毛予防、免疫力アップにも効果が期待できます。

真正ラベンダー (学名:Lavandula officinalis / L. vera, / L. angustifolia)

非常に知名度の高いハーブなので、ご存じの方も多いかと思います。
種類の多いラベンダーですが、お勧めは真正ラベンダーです。
酢酸リナリルやリナロールが副交感神経を刺激し、血圧を安定させ安心感を与える効果があると言われています。

ラベンダーは様々な場面で使用され、その用途の広さは「万能精油」と呼ばれるほどです。

リラックス効果、鎮痛作用、殺菌・抗菌・抗ウイルス作用、やけどや切り傷の緩和、虫刺されなどなど、幅広く活用できます。

ローマンカモミール  (学名:Chamaemelum nobile/Anthemis nobilis)

「植物のお医者さん」と呼ばれるローマンカモミール。

リンゴのような優しい香りを放つ、古代ヨーロッパでは薬やお香として使用されてきた植物です。
古代ギリシャの医者であり、「医学の父」と呼ばれるヒポクラテスが解熱剤として使用していたとか。

ハーブティとしても有名なカモミールですが、これはジャーマンカモミール。
精油としてのジャーマンカモミールもありますが、あまり香りが良くないとか。。
香りが良くアロマによく使われるのはローマンカモミールです。

リラックス効果が高く、鎮静、血圧効果作用などがあります。
ローマンカモミールの鎮静作用は比較的穏やかなため、高齢者や子どもの誘眠にも安心して使用できます。

また、呼吸器系のアレルギー症状にも効果が期待でき、花粉症やアレルギー性鼻炎などの喉や鼻の炎症を抑え、呼吸をしやすくしてくれます。

ティーツリー (学名:Melaleuca alternifolia)

オーストラリアの原住民であるアボリジニは、ティーツリーを何千年にも渡り伝統薬として大切にしてきたと言われています。

ティーツリーオイルの主成分であるテルネピン-4-オールは、抗ウイルス・抗菌・抗真菌作用が非常に高く、ウイルスが流行する時期や花粉の時期に効果を発揮します。

また、虫刺され、吹き出物やニキビ、日焼け、口唇ヘルペス、水虫、カンジダ、フケなどにも効果があるとされています。

メディカルアロマテラピーとしての主な活用法

手軽に使えるアロマスプレー

エッセンシャルオイル(精油)、無水エタノール、精製水を使います。

アルコールや精油対応のプラスティックかガラス製のスプレー容器を用意して下さい。

【エッセンシャルオイルスプレー50mlを作る場合の分量】
エッセンシャルオイル10滴

無水エタノール(10ml)※引火しやすいので火のそばでは使用しないこと
精製水(40ml)

をスプレー容器に入れてよく混ぜます。

マスクにスプレーしたり、顔の前で顔とは反対側の空中にスプレーしてその場所を通過したり(顔に向けてスプレーしないでください)して使って下さい。

・劣化防止のために暗く涼しい場所に保管し、1か月程度で使いきりましょう。 
・3歳以下の子どもには使わないで下さい。

・マスクの内側ではなく、外側に2プッシュします。(子どもは1プッシュ)

お風呂に数滴混ぜる

38度から40度程度に症状に合わせた精油をお風呂に3〜5滴ほど入れます。
よくかき混ぜてから入ります。
副交感神経が刺激され体がリラックスします。

他の好きな香りのオイルとブレンドもできますよ。

 

頭痛を和らげる効果が期待できる湿布

緊張型の結構不良による頭痛や肩こり、目の疲れにお勧めなのが、アロマオイル湿布。
水にペパーミントやラベンダーを溶かし、それをタオルに染み込ませ患部に湿布します。痛みや炎症を抑えたり、血行を良くする効果が期待できます。

 

アロママスク(かぜ・感染症予防、自己免疫力の強化、花粉症対策)

密閉袋に、使い捨てマスクと小さな布(ユーカリオイル2−3滴と殺菌作用・抗ウイルス作用を持つ精油で匂いの好きなものを3−4滴垂らした布)を入れて一晩マスクにオイル成分を染み込ませます。

マスクには直接オイルを付けません。

このマスクを外出時に使用します。

ユーカリオイルは強いので、マスクに直接垂らさないほうがベターです。1滴などごく少量垂らす場合、必ず直接皮膚に当たらないマスクの外側に垂らします。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。
「メディカルアロマ」が少し身近に感じて頂けましたでしょうか。

上記に挙げた精油以外にも、様々な効果が期待できるものがたくさんありますし、利用方法もごく一部をご紹介できたという感じです。

刺激の強い精油もあるため、初めての精油はごく少量からスタートしてみると良いかもしれません。

ぜひ、楽しく快適なアロマライフをお送りくださいね!

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