こんにちは!
皆さんはペットを飼われていますか?
私は猫4匹と亀1匹を飼っていますが、ペットってしっかり家族の一員ですよね。
元気でいてくれれば、こちらも元気をもらえるし、体調が悪そうだととても心配になります。
今回はペット、特に猫とアロマの共存についてお話ししたいと思います。
愛猫との時間は心の安らぎをもたらしてくれますが、その一方で、アロマの心地よい香りからくる癒しも忘れがたい魅力ですよね。
今回は、猫を飼っていても、安心してアロマオイルを生活に取り入れる方法をご紹介します。
それにはまず、猫とアロマオイルの関係性を理解することが必要です。
猫の体は、私たち人間とは異なり、特定の物質を分解・排出する能力に制限があります。その中には、アロマオイルの成分も含まれるため、適切な使用方法を守らないと猫の健康を損なう可能性があります。
では、どのようにして安心してアロマオイルを使うことができるのでしょうか?
以下にいくつかの方法を提案します。
1. 安全なアロマオイルの選択
全てのアロマオイルが猫にとって有害というわけではありません。
様々な情報が飛び交っていますが、無駄に怖がるのではなく、正しい情報を飼い主側が調べ、安全な方法で使用してみるのはいかがでしょうか。
各エッセンシャルオイルを構成している成分のうち、フェノール類、ケトン類、ピネン、リモネンの4種は猫に対する毒性が特に高いと言われています。
これらの成分が多く含まれているエッセンシャルオイルには特に注意が必要です。
フェノール類:ミルラ、パチュリー、クローブ・バッド、タイム・ホワイト、シナモン・リーフなど
ケトン類:ペパーミント、ローズマリー(色々な種類がありますがカンファーを多く含むもの)など
リモネン:オレンジ・スイート、グレープフルーツ、レモン、ベルガモットなど
ピネン:サイプレス、ユーカリ、ジュニパー・ベリー、フランキンセンス、パイン
2. アロマオイルの使用量と頻度
適度な使用量と使用頻度は猫の健康を保つために重要です。
アロマオイルは、高濃度で使用すると有害になり得ますので、少量から始め、猫の反応をよく観察しましょう。
3. アロマオイルの使用場所
アロマオイルは、猫が入ることのない場所で使用するのが最も安全です。
もし家全体で使用したい場合は、猫がいない時に使用することをお勧めします。
また、使用した後は、床や棚を拭いておきましょう。
ご存知の通り、猫には日常的にグルーミング(毛づくろい)するという特性があります。エッセンシャルオイルが体内に入らないように気をつけましょう。
まとめ
最低限このようなことに気をつければ、猫とアロマの共存は可能なのではないかと考えています。
・ 猫の皮膚には、どのようなエッセンシャルオイルも使用しない。
・絶対に猫がエッセンシャルオイルを舐めないようにする。
(グルーミングも考慮)
・できることなら、猫の入らない(入れない)場所(寝室など)で使用する。
・濃度を薄めにする。
今日もハッピーな1日をお過ごし下さい!
ヨーロッパ在住17年。2児の母です。
子育ての過程で様々な疑問や気付きがあり、今はなるべく自然派生活を送っています。
アロマの子育てへの活用法、ケミカル商品の代用、ヨーロッパのアロマ事情など、参考になる情報を配信していきたいと思っています。
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